愛犬に合った安心安全なドッグフードを食べさせてあげたいと思う飼い主さんにとって、たくさん種類があるドッグフード選びは迷ってしまいますよね。
近年のドッグフードは「グレインフリー(穀物不使用)」の商品が多く販売されています。
「グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードってワンちゃんにとって何がいいんだろう?」「グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードなら安心安全なの?」など、何となく愛犬の身体にいいのだろうなということはわかっていても、詳しくは知らないという方もいるのではないでしょうか。
愛犬に合うフードを見つけるために、ここではグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードについて解説していきます。
おすすめのグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードも紹介していきますので、ドッグフード選びの参考にしてみてくださいね。
グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードが注目されるようになった理由
犬はもともと穀物を食べる習慣がない肉食動物であるという考えから、原料に小麦やとうもろこし、米などのイネ科穀物を含まないドッグフードが人気を集めています。
日本では近年「グレインフリー(穀物不使用)」のドッグフードが注目されていますが、その歴史は意外と古く、1980年代にカナダで販売された「オリジン」が先駆けです。
犬の祖先であるオオカミの肉や魚を主原料としている食性に近づけることを目指して、穀物や人工添加物を一切使用しないドッグフードが開発されました。
日本では、グレインフリーのドッグフードが普及するようになったのは2000年代後半がからです。
日本でも、犬の食物アレルギーや健康問題が増えてきたことから、飼い主さんたちはより安全で栄養価の高いドッグフードを求めるようになりました。
その結果、海外から輸入されたグレインフリーのドッグフードが人気を集めるようになったこともあり、日本でも国産で新鮮な肉や野菜を使用し、穀物や添加物を使わないドッグフードが作られるようになってきました。
グレインフリーのドッグフードは、犬の本来の食性や健康に配慮したものであり、現在では多くのブランドや種類が存在しています。
グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードなら安心・安全?
グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードは、一般的に原材料に小麦やとうもろこし、米などのイネ科穀物を使用していないドッグフードのことをいいますが、ワンちゃんにとって安心・安全なのでしょうか?
穀物はワンちゃんの消化に負担をかけるという考え方があり、アレルギーや皮膚トラブルの原因になるという意見もあります。
しかし穀物の種類や調理の仕方によっては、ワンちゃんの健康に良い栄養になります。
穀物を排除したドッグフードは、タンパク質や脂肪が過剰になったり、ビタミンやミネラルが不足したりする可能性があります。これらの栄養バランスの乱れは、ワンちゃんの健康に悪影響を及ぼすかもしれません。
グレインフリーのドッグフードを選ぶ際には、愛犬の年齢や体重、活動量、健康状態などに合わせて、栄養成分や原材料をよく確認する必要があります。
グレインフリーのドッグフードは、すべてのワンちゃんにとって最適な食事というわけではないかもしれません。
グレインフリーのドッグフードを選ぶ際には、ワンちゃんの健康状態や好みに合わせて、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
どのドッグフードがいいのか迷ってしまう場合は、獣医師や栄養士などの専門家の意見も参考にしてみましょう。
犬に食べさせても安心できるグレインフリー(穀物不使用)ドッグフードの選び方
小麦や米などの穀物を一切含まないグレインフリーのドッグフードは、以下のポイントに注意して選ぶようにしましょう。
主原料や食材名が明確化されている
ワンちゃんは肉食系雑食性なので、主原料に良質な肉や魚などの動物性タンパク質がたっぷり必要です。
グレインフリーのドッグフードの多くは、穀物を配合していない代わりに、肉や魚などの動物性タンパク源の割合が多くなっています。
肉や野菜、果物などの具体的な名称が記載されているかどうかを確認します。
パッケージの表記で、抽象的な名称や化学物質名が多い場合は、品質が低い可能性があります。
鶏肉、生サーモン、フレッシュチキン、新鮮ラム生肉、肉類(鶏、七面鳥)、チキンミールなど
肉類、家禽ミール、植物性タンパク、家禽類など
食肉加工の際に出てくる食肉以外の骨、皮などの食べられない部分や内臓など、あまり需要のない部分が熱加工されて、飼料や肥料などに有効利用される工程のことを「レンダリング」といいます。
つまりペットフードは商品によって食肉の捨てる部分と動物の死体(病気含む)が混入している可能性があるということです。
レンダリングされた部位は主原料の記載が不明確になります。
また「穀物不使用」と書いてあっても、穀物以外の炭水化物(じゃがいもやトウモロコシなど)が多く含まれている場合があります。
炭水化物は犬に必要な栄養素ではありませんが、過剰に摂取してしまうと肥満や糖尿病のリスクを高めてしまうため、炭水化物の割合が低いドッグフードを選びましょう。
ヒューマングレードの原料
ヒューマングレードとは、人間が食べられる品質の食材を使用したドッグフードのことです。
主原料や食材名が明確化されているドッグフードほど、人間の食品基準に準拠した安全性や品質を確保しているものが多くあります。
食の安全に厳しいニュージーランドやドイツでは、ペットフードに「人間の食品と同等基準の原料」を使うことが法律で定められています。
ヒューマングレードの原料だからと言って、すべてが安全なドッグフードとは言い切れません。
しかし、愛犬にはレンダリングされた原材料よりも、できれば人間も食べられる質の良い原料を使ったグレインフリーのドッグフードを選んであげたいですね。
ヒューマングレードのドッグフードは安全性や品質が高いので、犬に美味しく食べてもらえるグレインフリーとヒューマングレードの両方を兼ね備えたドッグフードがおすすめです。
無添加
ドッグフードには、注意しておきたい成分である化学合成添加物が含まれています。
これらの添加物は、ドッグフードの味や色、保存期間を向上させるために使用されますが、愛犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
保存料や着色料、香料などの添加物が少ないかどうかをチェックしましょう。
ドッグフードのパッケージに次のような化学合成添加物の表記がある場合、安全とは言えないため注意が必要です。
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)、没食酸プロピル、エトキシン、エリソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、ポリリジン、亜硫酸ナトリウム、安息香酸、安息香酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、プロピレングリコール、セレン化合物、ソルビトール、グリシリジン・アンモニエート、グリセリン、pH調整剤、香料、調味料、膨張剤、二酸化チタン、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色105号、黄色4号、黄色5号、黄色6号、青色1号、青色2号、青色102号 など
人工着色料はアレルギーや皮膚炎を引き起こすことがありますし、防腐剤は肝臓や腎臓に負担をかけることがあります。
また、化学合成添加物は犬の食欲を過剰に刺激し、肥満や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高くなってしまうこともあります。
ドッグフードの品質を保つためには必要な成分とも言えますが、できるだけ自然な成分で作られたドッグフードを選ぶことが、愛犬の健康につながります。
添加物は犬の体に悪影響を与える可能性がありますし、自然な味や香りを損ないます。
添加物が少ないドッグフードは、賞味期限が短くなることが多いので、注意して保存しましょう。
グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードおすすめ10選
子犬が食べるドッグフードを選ぶポイントをおさえた、おすすめのドッグフードを紹介します。
ご家族に迎えるワンちゃんによって、商品が合うか合わないかは異なるため、あくまでもドッグフード選びの参考にしてみてくださいね。
モグワン | ナチュラルハーベスト プライムフォーミュラ「シュープリーム」 | カナガン (チキン) | ナチュロル | ソリッドゴールド マイティミニ | アランズナチュラル ドッグフード・ラム | オリジン オリジナル | ミシュワン 全犬種用 プレミアムドッグフード | ピッコロ | ネルソンズ | |
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商品画像 | ||||||||||
内容量 | 1.8kg | 1.59kg | 2kg | 850g | 1kg・3kg | 2kg | 2kg | 2kg | 1.5kg | 5kg |
価 格 | 【通常】 ¥4,708 (1.8kg) 【定期】 ¥4,237 (1.8kg) ¥4,001(1.8kg×2袋) ¥3,766(1.8kg×3袋) | 【通常】¥3,960 | 【通常】 ¥4,708 【定期】 ¥4,237 | 【通常】 ¥3,960 【定期】 ¥6,628(850×2袋) | ¥2,420(1kg) ¥7,370(3kg) | 【通常】 ¥4,708 【定期】 ¥4,237 | 【通常】 ¥8,000 | 【通常】 ¥5,478 【定期】 ¥4,378 | 【通常】 ¥5,038 【定期】 ¥4,534 | 【通常】 ¥9,196 【定期】 ¥7,816 |
主原材料 | チキン&サーモン50%以上・サツマイモ・エンドウ豆 など | ワイルドボアー生肉、ターキー生肉、ポテト、ターキーレバー、ターキーハート、えんどう豆 など | チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ など | 新鮮牛生肉、新鮮鶏生肉、新鮮馬生肉、新鮮魚生肉、タピオカ など | ラム、ドライラム、ドライオーシャンフィッシュ、ガルバンゾー豆、えんどう豆、スィートポテト など | ラム40%(生ラム肉25%、乾燥ラム肉10%、ラムオイル4%、ラムグレイビー1%)、サツマイモ など | 新鮮鶏肉 (25%), 新鮮七面鳥肉 (8%), 新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) (7%) など | チキン、ターキーとサーモン60%、サツ マイモ(22%) 、ジャガイモ、アマニ、オメガ3サプリメント など | 骨抜きチキン生肉 29%、骨抜き生サーモン 20%、乾燥チキン 13%、サツマイモ、ジャガイモ など | チキン50%(乾燥チキン28%、チキン生肉22%)、サツマイモ、バターナッツスカッシュ、チキンオイル |
100gあたりの カロリー | 361.5 kcal | 329 kcal | 376 kcal | 400 kcal | 388 kcal | 342 kcal | 386 kcal | 384 kcal | 355 kcal | 368 kcal |
タイプ | ドライフード | ドライフード | ドライフード | ドライフード | ドライフード | ドライフード | ドライフード | ドライフード | ドライフード | ドライフード |
粒の大きさ | 小粒 | 小粒 | 小粒 | 小粒 | 小粒 | 小粒 | 大粒 | 小粒 | 小粒 | 小粒 |
犬種・対応年齢 | 全犬種・全年齢 | 全犬種・成犬、シニア犬 | 全犬種・全年齢 | 全犬種・全年齢 | 全犬種・全年齢 | 全犬種・全年齢 | 全犬種・全年齢 | 全犬種・全年齢 | 全犬種・7歳~ | 全犬種・全年齢 |
原産国 | イギリス | アメリカ | イギリス | 日本 | アメリカ | イギリス | カナダ | イギリス | イギリス | イギリス |
試供品 | ― | ちょこっとパック 100g¥341 | ― | ― | ― | ― | 340g ¥1,780 | 100g×2個セット¥990 | ― | ― |
モグワン
内容量 | 1.8kg |
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価格 | 【通常】 ¥4,708(1.8kg) 【定期】 ¥4,237(1.8kg) |
100gあたりの カロリー | 361.5 kcal |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 小粒 |
対応犬種・年齢 | 全犬種・全年齢対応 |
原産国 | イギリス |
試供品 | ― |
【全原材料】:チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉 21%、生サーモン 12%、乾燥チキン 12%、乾燥サーモン 7.5%、チキングレイビー 2%、サーモンオイル 2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン( MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E)、乳酸菌
- 低脂肪で高タンパク・動物性タンパク50%以上
- グレインフリー(穀物不使用)
- 着色料・香料不使用
「モグワン」はペット先進国であるイギリスでも特に高い評価と信頼を集めるペットフード専門工場で製造されており、欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアしています。
人間向けの食品と同等の衛生・管理基準の原材料が使用されており、新鮮なチキンの生肉と、ヨーロッパ産の良質な生サーモンが使用された、良質で高タンパクなフードです。
タンパク質やカルシウムなどの必須栄養素はもちろん、関節や目の健康に良いグルコサミンやルテインなども含まれており、低カロリー・低塩分は、肥満や高血圧の予防にも効果的です。
モグワンはカツオ出汁のような香りがするので、愛犬の味覚や食欲を刺激することができるため食いつきもよくなるでしょう。
ナチュラルハーベスト プライムフォーミュラ「シュープリーム」
内容量 | 1.59kg |
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価格 | ¥3,960 |
100gあたりの カロリー | 329 kcal |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 小粒 |
対応犬種・年齢 | 全犬種・成犬、シニア犬 |
原産国 | アメリカ |
試供品 | ちょこっとパック100g¥341 |
【全原材料】:ワイルドボアー生肉(Fresh Wild Boar)、ターキー生肉(Fresh Turkey)、ポテト、ターキーレバー(Fresh Turkey Liver)、ターキーハート(Fresh Turkey Heart)、えんどう豆、ターキーミール、チキンミール、えんどう豆繊維、鶏脂肪(ビタミンEで酸化対策済)、ポテトプロテイン、メンハーデンミール、トルラ酵母、ビール酵母、加水分解チキンエキス、タラ肝油、亜鉛酵母、海塩、イヌリン、月見草油(低温圧搾)、クランベリー、ブルーベリー、昆布、プロバイオティクス(アシドフィルス菌、カゼイ菌、フェシウム菌)、キレート銅、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸塩、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)、タウリン、ビタミンE、Lカルニチン、COQ10、ユッカ抽出物、ビタミンC、グレープシード抽出物
- グレインフリー(穀物不使用)
- 合成添加物一切不使用
- 高タンパク質な動物性原料が主原料
- 犬の皮膚の健康を保つ
「ナチュラルハーベスト プライムフォーミュラ シュープリーム」は、食材の栄養素でAAFCO栄養基準への適合を目指して作られており、比較的食物アレルギーが起こりにくいと言われる、ワイルドボア―(イノシシ)、ターキー(七面鳥)、メンハーデン(ニシンの仲間)など数種類のタンパク質とポテトを使用したグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードです。
多様な食材を取り入れており、人工添加物や化学合成保存料を一切含まないナチュラルなレシピです。
また、鶏肉や魚肉などの高タンパク質な動物性原料を主原料とし、犬の筋肉や骨格の健康をサポートし、オメガ3脂肪酸やビタミンEなどの抗酸化物質を豊富に含み、犬の皮膚や被毛の美しさを保ちます。
さらに、プレバイオティクスや乳酸菌などの有益な菌を配合しているので、お腹が弱いワンちゃんの消化器系や免疫力を強化します。
真空パックタイプなので、開封したては新鮮な味わいが期待できそうですが、開封後は酸化しないように密封容器への入れ替えが必須になります。
カナガン(チキン)
内容量 | 2kg |
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価格 | 【通常】 ¥4,708 【定期】 ¥4,237 |
100gあたりの カロリー | 376 kcal |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 小粒 |
対応犬種・年齢 | 全犬種・全年齢 |
原産国 | イギリス |
試供品 | ― |
【全原材料】:チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファ、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン硫酸、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニス、コロハ、ミネラル類(鉄、亜鉛、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、ビタミン類(A、D3、E)
- 原材料の50%以上がチキン
- グレインフリー
- 香料・着色料不使用
- 良質なタンパク質
「カナガン(チキン)」は、ペット先進国イギリスの中でも特に高い評価と信頼を集める欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアしています。
安心のペットフード専門工場で製造されており、人間向けの食品と同等の衛生・管理基準で製造されています。
主原料の60%が高品質な放し飼いチキンの新鮮な生肉と高タンパクの乾燥チキンなどの動物性原料、残りの40%が野菜やハーブなどの植物性原料からできているなど、新鮮で上質な厳選された食材が使用された、グレインフリーのドッグフードです。
そのため、消化器系にも優しく、アレルギーのリスクを低減することができます。
カナガンはワンちゃんの健康と幸せを考えたドッグフードですが、最終的には飼い主さんが愛犬の種類や体質、好みによって、適切なドッグフードを選ぶことが大切です。
ナチュロル
内容量 | 850g |
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価格 | 【通常】 ¥3,960 【定期】 ¥6,628(850×2袋) |
100gあたりの カロリー | 400 kcal |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 小粒 |
対応年齢 | 全犬種・全年齢対応 |
原産国 | 日本 |
試供品 | ― |
【全原材料】:新鮮牛生肉・新鮮鶏生肉・新鮮馬生肉・新鮮魚生肉、タピオカ、魚粉、紫さつまいも、チーズ、ココナッツ、りんご繊維、鶏粉末、胡麻、ひまわり油、乳清、安定・持続型ビタミンC、天然バイオフラボノイド、海藻、脱脂粉乳、オリゴ糖、乳酸菌
- 高濃度の安定・持続型ビタミンCを配合
- 厳選されや良質な原材料
- グルテン・グレインフリー
- 無添加
- 高栄養・高タンパク
「ナチュロル」は、人間が食べることができて、人間用の食品として販売できる原材料が使用されています。
ヒトの食品としては販売できず廃棄となった部分や、ヒト用の製品にすることができないような肉・ミール(肉骨粉)といった原材料は一切使用しておらず、肉や野菜などの原材料はすべて国産で、安全性や品質にもこだわっています。
ワンちゃんの健康に必要なタンパク質やカルシウム、ビタミンやミネラルなどがバランスよく含まれているので、消化吸収も良く、愛犬の体調をサポートをしてくれます。
ナチュロルは、子犬からシニアまで幅広い年齢層の犬に対応したドッグフードですが、愛犬に合っているかどうかは、個体差や好みによっても変わってくるため、まずは少量から始めて、様子を見ながら徐々に増やしていくことをおすすめします。
ソリッドゴールド マイティミニ
内容量 | 1kg・3kg |
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価格 | ¥2,420(1kg) ¥7,370(3kg) |
100gあたりの カロリー | 375 kcal |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 小粒 |
対応年齢 | 全犬種・全年齢 |
原産国 | アメリカ |
試供品 | ― |
【全原材料】:ラム、ドライラム、ドライオーシャンフィッシュ、ガルバンゾー豆、えんどう豆、スィートポテト、豆タンパク質、乾燥卵、鶏脂肪(混合トコフェロールによる保存処理)、人参、フラックスシード、天然風味料、塩、サーモンオイル(混合トコフェロールによる保存処理)、パンプキン、ブルーベリー、クランベリー、塩化カリウム、ビタミン類(ビタミンE・L-アスコル ビン酸-2-ポリリン酸(ビタミンC源)・ナイアシン・パントテン酸カルシウム・リボフラビン・ピリドキシン塩酸塩・チアミン硝酸塩・ビタミンA・ビタミン B12・ビタミンD3・ビオチン・葉酸)、ミネラル類(硫酸亜鉛・硫酸第一鉄・硫酸銅・硫酸マンガン・キレート亜鉛・キレートマンガン・キレート銅・亜セレン酸ナトリウム・ヨウ化カルシウム)、塩化コリン、DLメチオニン、乾燥チコリ根、タウリン、ローズマリーエキス、ラクトバチルスアシド フィルス、エンテロコッカスフェシウム、ラクトバチルスカゼイ
- グレインフリー(穀物不使用)
- 合成添加物一切不使用
- 高タンパク質な動物性原料が主原料
- 犬の皮膚の健康を保つ
「ソリッドゴールド マイティミニ」は、ラム肉が主原料の高タンパク・高脂肪のグレインフリーのドッグフードです。
これらの高タンパク質・高脂肪は、活発な小型犬の筋肉や皮膚の健康に必要で、小粒で食べやすく小食な犬にもおすすめです。
スーパーフードとして、ブルーベリー、クランベリー、カボチャなどが配合されており、これらの食材はワンちゃんの免疫力や消化機能をサポートします。
特に腸の健康に力を入れたレシピは、消化吸収の多くを担っている腸内環境を整え、アレルギー対策や免疫力維持につながるため健康維持の重要なポイントになります。
小型犬は、大きな粒のドッグフードを食べるときに苦労することがあり、歯周病のリスクも高いため、小粒のドッグフードが適しています。
アランズナチュラル ドッグフード・ラム
内容量 | 2kg |
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価格 | 【通常】 ¥4,708 【定期】 ¥4,237 |
100gあたりの カロリー | 342 kcal |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 小粒 |
対応年齢 | 全犬種・全年齢対応 |
原産国 | イギリス |
試供品 | ― |
【全原材料】:ラム40%(生ラム肉25%、乾燥ラム肉10%、ラムオイル4%、ラムグレイビー1%)、サツマイモ、レンズ豆、そら豆、ひよこ豆、野菜類、亜麻仁、エンドウ豆繊維、ビール酵母
- イギリス産で徹底した品質管理
- 人工香料・着色料不使用
- グレインフリー
- 低脂肪で良質なラム肉を使用
「アランズナチュラル」は、ペット先進国イギリスの中でも特に高い評価と信頼を集める欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした安心のペットフード専門工場で、安心・安全にこだわって生産されています。
ワンちゃんがいつまでも健康で元気に過ごせるように食生活を整えるために自然素材にこだわっており、大自然の中で育ったグラスフェッドラム肉と野菜を使用しています。
人工添加物は一切使用されておらず、アレルギーの原因になりやすいと言われている、穀物、乳製品、牛豚肉も使用されていないグレインフリーのドッグフードです。
オリジン オリジナル
内容量 | 2kg |
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価格 | 【通常】 ¥8,000 |
100gあたりの カロリー | 386 kcal |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 大粒 |
対応年齢 | 全犬種・全年齢 |
原産国 | カナダ |
試供品 | 340g¥1,780 |
【全原材料】:新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮丸ごと大西洋カレイ、新鮮全卵、新鮮丸ごと大西洋サバ、新鮮鶏レバー、新鮮七面鳥レバー、新鮮鶏心臓、新鮮七面鳥心臓、新鮮丸ごと大西洋ニシン、ディハイドレート鶏肉、ディハイドレート七面鳥肉、ディハイドレートサバ、ディハイドレート鶏レバー、ディハイドレート全卵、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごとグリーンピース、新鮮チキンネック、新鮮鶏腎臓、丸ごとグリーンレンズ豆、丸ごとシロインゲン豆、丸ごとヒヨコ豆、レンズ豆繊維、鶏肉脂肪、天然鶏肉風味、ポロック油、粉砕鶏骨、鶏軟骨、七面鳥軟骨、ミックストコフェロール(天然酸化防止剤)、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、フリーズドライ鶏レバー、乾燥ケルプ、亜鉛タンパク化合物、新鮮ケール、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮コラードグリーン、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、丸ごとリンゴ、丸ごと梨、カボチャの種、ヒマワリの種、チアミン硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、銅タンパク化合物、チコリー根、ターメリック、サルサ根、アルテア根、ローズヒップ、ジュニパーベリー、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス菌発酵生成物、乾燥プロバイオティクス発酵生成物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵生成物
- 高タンパク質
- 低炭水化物
- グレイン・グルテンフリー
「オリジン・オリジナル」のドッグフードは、AAFCO(全米飼料検査官協会)の総合栄養基準をクリアしています。
もともと肉食であるワンちゃんの健康のために最も適している「高タンパク質」「低炭水化物」「穀物ゼロ」をコンセプトに作られています。
多種多様な新鮮肉・新鮮魚を使用しているので、良質なタンパク質だけでなく、必須脂肪酸のDHAやEPA、骨格形成に必要なコンドロイチンやグルコサミンを摂取することができます。
低GIにこだわったフルーツや野菜が使用されており、高GI食材である穀物は一切使用していないので、血糖値や体重増加、アレルギーが気になるワンちゃんにもおすすめです。
ミシュワン 全犬種用 プレミアムドッグフード
内容量 | 2kg |
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価格 | 【通常】 ¥5,478 【定期】 ¥4,378 |
100gあたりの カロリー | 384 kcal |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 小粒 |
対応年齢 | 全犬種・全年齢 |
原産国 | イギリス |
試供品 | 100g×2個セット¥990 |
【全原材料】:チキン、ターキーとサーモン60%(鮮度の高いチキン20%、乾燥 チキン14%、鮮度の高いターキー7%、鮮度の高いサーモン7%、 乾燥ターキー7%、乾燥サーモン3%、チキンストック 2%)、サツ マイモ(22%) 、ジャガイモ、アマニ、オメガ3サプリメント、ビート パルプ、ミネラル、ビタミン、ニンジン (0.2%)、エンドウ豆(0.07%)、グルコサミン(1キロ当たり170mg)、メチルスル フォニルメタン(1キロ当たり170mg)、コンドロイチン硫酸(1キ ロ当たり125mg)、野菜ストック、ヌクレオチド、フラクトオリゴ糖(1キロ当たり96mg)、マンナンオリゴ糖(1キロ当たり24mg)
- 低脂肪・高タンパク
- グレインフリー(穀物不使用)
- ヒューマングレード品質
- 関節サポート成分配合
- 犬の皮膚の健康を保つ
「ミシュワン 全犬種用 プレミアムドッグフード」」は、製造から包装まで一貫して、国産のGMP認定工場が運営するペットフード工場で、徹底的に品質を管理して作られています。
チキン・ターキー・サーモンなど、動物性のタンパク質の配合量が全体の60%にあたり、犬にとって偏りがない最適な栄養バランスになっています。
ミシュワンは、愛犬の健康に不必要な穀物を一切使用しないグレインフリーで作られている安心の高品質フードです。
また、シニア犬にも心強い関節の働きをサポートしてくれる「グルコサミン」、「コンドロイチン」、「メチルスルフォニルメタン」の3種類がバランスよく配合されています。
さらにオメガ-3を摂取することで、美しい毛並みや肌荒れ、涙やけを防止することができ、ビタミンBが多く低脂肪で食物繊維が豊富なサツマイモが入っていることで、消化器官のサポートをしてお腹の調子を整えてくれます。
ピッコロ
内容量 | 1.5kg |
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価格 | 【通常】 ¥5,038 【定期】 ¥4,534 |
100gあたりの カロリー | 355 kcal |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 小粒 |
対応犬種・年齢 | 全犬種・7歳~ |
原産国 | イギリス |
試供品 | 【お試しセット】 ・ドライタイプ50g ・やわらかドライタイプ80g (各チキン・馬肉×各1個) ¥1,800(※Amazon) |
【全原材料】:骨抜きチキン生肉 29%、骨抜き生サーモン 20%、乾燥チキン 13%、サツマイモ、ジャガイモ、エンドウ豆、乾燥サーモン 6%、チキングレイビー 1%、鶏脂 1%、アルファルファ、乾燥卵、ミネラル類(硫酸鉄一水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(Ⅱ)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD)、グルコサミン1,780mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1,780mg/kg、コンドロイチン硫酸1,250mg/kg、リンゴ、ニンジン、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、ホウレンソウ、クランベリー、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
- 低カロリー・低脂質
- シニア犬に必要な成分配合
- グレインフリー(穀物不使用)
- チキン+サーモン70%で高タンパク
「ピッコロ」は、欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアしており、生産日やそれぞれの原材料のロットまで把握することができます。
ピッコロは高品質な原材料を使用しており、添加物や人工香料などは一切使用していないので消化器官に優しく、アレルギーや消化不良のリスクを減らすことができます。
シニア期を迎えても元気に走り回れる体を維持できるよう、人間でも積極的に摂りたい「グルコサミン」「コンドロイチン」「メチルスルフォニルメタン(MSM)」が配合されています。
また、食物繊維が豊富な野菜やハーブ、フラクトオリゴ糖成分を配合で、愛犬のお腹の調子を整えます。
さらに、ワンちゃんには消化しづらいとされるトウモロコシや小麦などの穀物の代わりに、上質な食物繊維源であるサツマイモやエンドウ豆が使用されている、おすすめのグレインフリードッグフードです。
ネルソンズ
内容量 | 5kg |
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価格 | 【通常】 ¥9,196 【定期】 ¥7,816 |
100gあたりの カロリー | 368 kcal |
タイプ | ドライフード |
粒の大きさ | 小粒 |
対応年齢 | 全犬種・全年齢対応 |
原産国 | イギリス |
試供品 | ― |
【全原材料】:チキン 50%(乾燥チキン 28%、チキン生肉 22%)、サツマイモ、バターナッツスカッシュ、チキンオイル、エンドウ豆、チキングレイビー、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、海藻パウダー、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、ニンジン、パースニップ、リンゴ、カボチャ、ミドリハッカ、インゲン豆、ブロッコリー、ローズマリー抽出物、パセリ、マリーゴールド、フェンネル、ショウガ、グルコサミン、ユッカ抽出物、クランベリー抽出物、コンドロイチン、ナシ、ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素、セレン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、パルミチン酸アスコルビル、クエン酸)
- 中型・大型犬も噛みやすい大きめの粒
- 穀物を使わないグレインフリー
- 着色料・香料不使用
- 原材料の50%がお肉
「ネルソンズ」は、犬に本来必要な食事のバランスに基づいて作られた全年齢対応のグレインフリーのドッグフードです。
ヒューマングレードの高品質な天然素材を使用しており、原材料の50%がお肉で、人工添加物や化学合成物は一切含まれていません。
高タンパク・低脂肪・低カロリーで、ワンちゃんに必要な栄養素をバランスよく配合しています。
大きめの粒は小型犬よりも中型・大型犬に向いており、消化器に優しい、やわらかくて食べやすいドッグフードです。
グレインフリー(穀物不使用)ドッグフードの犬へのメリット
愛犬にグレインフリーのドッグフードを食べさせてあげることによるメリットは以下の通りです。
- アレルギーの予防や改善
- 高タンパクで栄養素が豊富
- 品質へのこだわりがある商品が多い
アレルギーの予防や改善
ワンちゃんの穀物アレルギーの一般的な原因は、小麦やとうもろこしなどの穀物に含まれるタンパク質に対して免疫反応が起こる状態のことです。
- 皮膚のかゆみや赤み
- 耳の感染症
- 消化不良
- 下痢 など
犬の穀物アレルギーの原因は、遺伝的な要素や穀物を多く含むドッグフードの影響などが考えられます。
アレルギー症状の改善のためには、アレルギーの原因となっている食材(アレルゲン)を避ける必要があります。
皮膚のかゆみや赤み、耳の感染症だけではなく、穀物はワンちゃんの消化器系に負担をかけることがあります。
穀物アレルギーの治療には、抗ヒスタミン剤やステロイド剤などの薬を使用することもありますが、グレインフリーのドッグフードに切り替えることで、アレルギー症状を軽減したり、発症を防いだりすることができます。
適切な管理をすることによって、アレルギー症状を改善できる可能性がありますが、完全に治るとは限りません。
愛犬の穀物アレルギーについては、常に獣医師に相談することが大切です。
高タンパクで栄養素が豊富
グレインフリーのドッグフードは、穀物の代わりに肉や魚などの動物性タンパク質や野菜など、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富な食材が多く配合されています。
ワンちゃんは限りなく肉食に近い雑食なので、動物性タンパク質のほうが消化によく、高タンパク質な食事はワンちゃんの筋肉や骨、皮膚、毛などのコンディションを良くします。
また、穀物はワンちゃんにとって必要以上のカロリーをとってしまうことがあります。
グレインフリーのドッグフードに切り替えることで、愛犬の体重をコントロールしたり、肥満や糖尿病などのリスクを低減したりすることができます。
品質にこだわりがある商品が多い
グレインフリーのドッグフードは、原材料や製造に関する情報を公開しているなど、品質にこだわりを持っているメーカーから販売されている商品が多い傾向にあります。
原材料に穀物を使わない代わりに、ヒューマングレードの高品質なタンパク質や野菜、果物などを使用した調理法など、メーカーそれぞれのこだわりが込められています。
また、添加物や保存料などを極力使用しないことも多いので、愛犬の健康に悪影響を及ぼす可能性がある成分を避けられます。
グレインフリーのドッグフードは、犬種や年齢、体重などに合わせて最適な商品を選べるように、さまざまな種類や味が用意されていることが多いので、愛犬の個性や好みに合わせて選ぶことができるでしょう。
グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードは、ワンちゃんにとって多くのメリットがあります。
しかし、すべてのワンちゃんに合うわけではないため、品質や成分にも注意が必要です。獣医師や専門家に相談しながら、愛犬に最適なドッグフードを選ぶようにしましょう。
グレインフリー(穀物不使用)のドッグフード犬へのデメリット
愛犬に食べさせてあげたいグレインフリーのドッグフードにもデメリットがあります。
- 肝臓や腎臓に負担がかかる
- 国産の種類が少ない
- 穀物の食物繊維による腸活ができない
肝臓や腎臓に負担がかかる
グレインフリーのドッグフードは、穀物の代わりに肉や魚などの動物性タンパク質を多く含んでいます。
動物性タンパク質は消化吸収された後、アミノ酸として血液中に入りますが、その過程でアンモニアや尿素などの有害物質が発生します。
これらの有害物質は肝臓や腎臓で処理されますが、過剰に摂取すると肝臓や腎臓に負担をかけることになります。
ワンちゃんの健康のためには必要な栄養素であるタンパク質ですが、シニア犬(老犬)や腎臓があまりよくないワンちゃんなどの場合、腎臓に負担がかかるためタンパク質の摂取量を控えめにすることが推奨されています。
一般的には、老犬(シニア)用のフードや腎臓サポート用のフードなどが市販されており、これらはタンパク質の含有量や消化吸収率などが調整されています。
愛犬のためにもフード選びや食事管理については、かかりつけの獣医師や栄養士に相談することをおすすめします。
※注意
タンパク質を過度に制限すると、筋肉や免疫力の低下などの副作用が生じることもあるため、適切な量と質のタンパク質を与えることが大切です。
国産の種類が少ない
日本で販売されているグレインフリーのドッグフードは国産のものは種類が少なく、ほとんどの商品が海外製です。
日本ではグレインフリーのドッグフードに対する需要がまだ低く、国産メーカーのグレインフリーのドッグフードの種類は数えるほどしかありません。
穀物を使わないドッグフードは、必要な栄養素をバランスよく配合するのが難しくコストもかかるため、国産のメーカーはグレインフリーのドッグフードを作ることに消極的になっているということもあるようです。
海外製のドッグフードに不安を感じる飼い主さんもいると思いますが、アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアなどはペットフードの安全に関する法規制や行政・民間団体による独自の規制がある国です。
愛犬に合ったグレインフリーのドッグフードを選ぶときの安全性を判断するポイントの1つに、産地をチェックしておくといいでしょう。
穀物の食物繊維による腸活ができない
穀物はワンちゃんに必要な炭水化物やビタミン、ミネラルなどを含んでいるため、穀物を完全に排除すると栄養バランスが崩れてしまう可能性があります。
穀物には食物繊維が豊富に含まれており、腸の動きを促進して便秘や下痢を予防する働きがあり腸内環境を整えます。
しかし、穀物を食べていないと食物繊維が腸内に不足してしまい、腸内細菌のバランスが乱れてしまうと、便秘や下痢などの消化不良や免疫力の低下、肥満や糖尿病などの生活習慣病になりやすくなります。
犬の腸内環境は、個体差や食事の内容、運動量などによって変化します。
穀物を食べないことが必ずしも腸内環境に良いとは限らないため、グレインフリーのドッグフードを選ぶ場合は、他の食材で穀物の代わりになる栄養素を補う必要があります。
グレインフリーのドッグフードおすすめ まとめ
犬はもともと穀物を食べる習慣がない肉食動物であることから、すべてのワンちゃんにとって必要のない成分でもあると言えます。
穀物は犬のアレルギーや消化不良の原因になることがあります。
しかし、グレインフリーのドッグフードは、犬の健康や体重管理にも良い影響を与えるとも言われています。
グレインフリーのドッグフードにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
例えば、穀物を抜く代わりに使われるジャガイモや豆類は、犬にとって必要以上の炭水化物やカロリーになる可能性があります。
また、グレインフリーのドッグフードに含まれるタンパク質の量や質にも注意が必要です。
タンパク質が不足すると、犬の筋肉や免疫力が低下する恐れがあります。
タンパク質が過剰になると、犬の腎臓や肝臓に負担をかける可能性があります。
グレインフリーのドッグフードを選ぶ際には、愛犬の年齢や体重、活動量などに合わせて、栄養バランスの良いものを探すことが大切です。